ここのところ週7日、毎日図書館の閉館(23時)まで図書館にいてエッセーの情報集めに苦心しているわけですが、今日は15時には切り上げました。
この前まで、ロンドンは15時にはもう薄暗くて、16時過ぎには夜に近い空色だったのに、15時代はまだ明るさがあり、嬉しかったです。春に少しづつ近づいている感じで☆せっかく明るいしと、道草を食いながら帰宅したのですが、帰宅途中に、ちょっと悲しくなりました。
ロンドンにあまり新鮮味がなくなってきたみたい。
以前だったら、色々なものを見ては日本と違うけど何故とか、鳥がきれいとか、タワーブリッジが毎日見れて幸せ~とか、感じていたのに、普段東京で生活していたときと変わらない感覚になってきています。
まだ4か月しかここにいないのに! これはどうしたことだろう。
簡単に言えば、生活に慣れてきたと言うことなのでしょう。
日々の生活がルーティン化していることも一因かしら。毎日同じような道を歩いて大学院へ行き、授業が終われば図書館へ直行し、閉館間近になれば出て行ってバスに乗って帰宅する、の繰り返しが、感覚を鈍化させているのかしら。
エッセーの提出、セミナーでの発表など、毎日が勉強で精一杯で、気持ちの余裕がないのかもしれない。
それとも単に冬の景色が長く続いているので、見飽きただけで、春が来たらまた違うのかしら。
でも、1年しかここにいない予定なので、もっとロンドンのことを、日本の視点から見つめたい! と言うのが心情です。異文化生活に慣れる=感覚の鈍化という風に捕らえている訳ですが、これは良いことなのかどうかと悩む、冬の夜でした。