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今日のクリスマス - 12 -
今週末はクリスマス。
イギリスでは、クリスマスイブよりもクリスマスの方が大切なようです。
クリスマスイブはだいたいのスーパー、レストランは4時~5時に閉店しますが、25日のクリスマスは、交通手段が完全にストップ、お店も閉まり、街は静かそのものになるそうです。きっと日本の元旦のように静かなのかしら。クリスマスにはロンドンにいますので、是非静かな街の様子を撮影したいです。

とはいえ、クリスマスは家にこもっているものでもないようです。大学院の学食で出会ったイギリス在住十数年のアメリカ人の講師に聞いたところ、クリスマスを祝うイギリスの人は、24日と25日の間の夜中に近所の教会へ行き、ミサに参加するそう。そして聖体を拝領し(receive the Eucharist )、皆んなでろうそくを持って賛美歌を歌うそうです。そして、多くの教会はこのミサを一般公開しているから、夜だけど行けたらイギリスのクリスマスを体験できるよと言われました。

Eucharistって何? とか疑問が出てきたのですが、質問する前にその方は用事があるということで別れました。ネットで検索したところによると、「聖体とは、カトリック教会、東方正教会、コプト正教会などにおいて、ミサ(聖体礼儀)で食するためにパンを聖別し、キリストの体の実体として信仰されるもの。(Wikipedia)」とのこと。では、聖別って、と調べても、よく分かりませんでした。Eucharistとは何か、キリスト教についてもう少し知ることが新たな課題になりました。
近所の教会の中でも規模が大きいセント・ポールズ・カセドラル(St. Paul's Cathedral)のサイトによると、24日の23時30分から特別礼拝があるそうで、一般公開もしている模様。行きたいですが、ロンドンの夜は危険とのこと、要熟考です。

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そしてこれがSt. Paul's Cathedralの横側の写真。今日はじめて、2階のテラス部分にクリスマスツリーが飾られているのを発見しました。写真では見えずらいかもしれません。

余談ですが、前にも書きましたが、大学院で知っているイギリス人の学生は2人のみ。教鞭を取られるイギリス出身の先生も2人しかいません。ロンドンは、イギリス出身者の割合が比較的少ないのでしょうか、それとも単にイギリス人大学院生がいないだけなのか。バスに乗ると、アフリカ系の人が多数を占めている印象ですし、スペイン語やロシア語、フランス語を聞くことも多くあります。バスに乗るアジア人も少ない気がする。でも、バスの行き先・目的地、つまり住んでいる場所にも関係するかもしれません。寮の周辺は、タワーブリッジから歩いて1分という距離もあり、観光地化されていて、結構家の値段が高いことから、外国人風の人はあまり住んでいないという印象なのですが、普段接する人たちは多国籍なため、イギリスの生活について質問するときはいつも、イギリスに長く滞在している外国人になってしまうのです~。
by gwenlondon | 2005-12-21 10:15 | クリスマス2005
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ロンドンに留学していた大学院生です。こちらで見た面白いもの、経験を記録してきましたが、帰国により、ロンドンからの発信は終了となります。これまでありがとうございました。m(_ _)m
by gwenlondon