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残り183時間...φ(。。;)アクセク
明日は金曜日です。

通常ならば、国際関係論の必修セミナーがあるのですが、教授がアメリカで講演をするということで、キャンセル。今学期は10週間しかなく、さらにセミナーは3週目に始まったので、実質7回しかセミナーがないから、1回1回を大切に過ごしたいのに、今週と来週の課題を来週のセミナーでまとめてやるのはちょっといけてないね~。1度キャンセルして、そしてそれを補うセミナーがないのは不満だけど、先週のセミナーの学生誰もが文句を言わなかったので、とりあえず黙ってます。
ちなみに来週は発表を行います…。しかも、同じセミナーで課されたエッセーの提出もしなくてはなりません。プレゼンとエッセー提出まであと183時間。計画的に有意義に使わないとね。

エッセーは、2000文字程度のライティングで、昨年・一昨年の最終学期に行われた試験に出された問題からトピックを選択して書きます。採点して返却されるそうですが、成績には換算されないとのこと。(実はこれって怖くて、成績は全て、来年夏の最終試験で100%付けられてしまう。一発勝負的で恐怖)。成績に反映されないとはいえ、気は抜けませんね。今のところ;

・E.H.Carr(カー)の「The twenty years crisis (20年危機)」の衝撃が国際関係の研究に与えた影響は良いものであったか、悪いものであったか?

にしようカナと思っていますが、実はまだ決め手に欠いています。

プレゼンの課題は「Agent-Structure problem」を説明し、問題を提示すること。教授は、アメリカの国際関係論の教え方と英国の教え方は違うから、と先週のセミナーで言っていたけれど、そういえば私の持っている日本語の参考書は全て、アメリカの教材から訳されたもので、しかも「Agent-Structure problem」なんて載っていない…。クリスマス休暇が始まる前に、良い教材をAmazonから東京の家族に送付し、イギリスまで送ってもらわないといかんですね。

まだ課題図書をかじっただけなのですが、それによると「Agent-Structure problem」とは、

国際関係の理論には、ある国際的な枠組み(法律、慣習など)があって、国は、それに則った行動をするだろうという説明がされることがあります。そこでは、その国々は自由意志を持たないものとして仮定されています。
でも、実際は国家は自分の意思を持つ存在で、時には枠組みにとらわれずに自分の行動を決定しています。つまり、上記の仮定を取り払うと、国家の行動は予測できないことになります。理論を構築する側からすれば、国家には自由意志はないものとできれば、理論がたてやすいけれど、実際は自由意志があるのに、それがないとしてしまうのは現実に沿っていないということになる。つまり、自由意志を持つ国家を優先させるか、理論の構造を優先させるかというジレンマのことみたい。
(間違っていたらご教授お願いします。)

ちなみに教授に指名されてこれを説明することになったのですが、指名された理由は「日本人はこういった問題の解釈・説明が得意だから」とのこと。未だに教授の意図は不明ですが、日本人は枠組みがあれば、それに良く従う人たちだからかしらん。よく解釈すれば…。

とりあえず、やっぱエッセーから始めようっと。勉強に戻ります~。もう真夜中過ぎだけど…。
(ノ_<。)。ぐすんっ
by gwenlondon | 2005-11-11 09:33 | 勉強
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ロンドンに留学していた大学院生です。こちらで見た面白いもの、経験を記録してきましたが、帰国により、ロンドンからの発信は終了となります。これまでありがとうございました。m(_ _)m
by gwenlondon