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なぜ、誕生日を祝うの?
そういえば、昨日ユーと語っていた時に出てきた話題で、すごく疑問が残っていることがあります。

それは、「新年やクリスマス、はては誕生日を祝うことは、形式的なものであって、別にそれらを特別な日とする意義が理解できないという」彼女の意見。

ユー曰く:「新年や誕生日は何故特別な日なのかしら。なぜプレゼントを交換したり、しなくてはならないの。私は特別なことを何もしない。だいたい、ロンドンの大晦日にカウントダウンのために人が沢山集まり、大騒ぎをする人の気が分からない。何が嬉しくてギューギュー詰めの人だかりの中に入らなくてはならないのか。そのようなイベントに参加することは苦痛である。」

私:「個人差は確かにあるでしょうが、そのような考え方は少数派では。ユーの母国ならば、旧暦のお正月を祝うことを風習としていると思うが、こういう日を大切な日だと思って、過去の人たちが引き継いできたのだと思う。毎年あるそういった記念日は、自分の生活を振り返ったり、季節を感じたり、自分のターニングポイントになったりするよ、少なくても私にとってはね。」

ユー:「まぁ結婚記念日は大切ね。結婚は生活の中でも重要なターニングポイントであるから。でも誕生日は、ただこの世界に生まれてきただけじゃない。その前から母親のおなかの中に存在していたのよ。誕生日がどうして特別なの。もし友人や家族が誕生日を祝ってくれない環境にあったら、あなた自分で祝うの? 何が理由で祝うのよ。」

私:「Ummm、そうねぇ。誕生日はもしかしたら社会的な要素もあるかもしれない。イギリスにいる間、私は誕生日を1人で迎えることになると思うが(社会人経験者だし、何となく人には言わないでおこうかと…)、その日にはきっと小さなケーキを買って、1人であっても、寮で食べて自分で祝うと思う。私は季節ごとのイベントに敏感でいたいと思うが、それは、日本には四季があって、それを肌身で感じながら生活するのが週間となっていることもあると思う。でも、ユーの故郷は常夏の国で季節がないから、その時々のイベントに対する考え方は、ユーと私とは違うのかもね。誰もが自分のことを自分では特別な存在であると考えていると思うが、それは感情的なものも入ってくると思うし、自分の誕生日が特別であることは、似たようなものなのでは。そして、あなたが言うように、全ての物事を理由をつけて説明することは不可能である。」

ユー:「自分の存在は特別ではあるが、それと生まれたことは別。また、人によっては、新年をターニングポイントとすることで、『では、勉強は新年から始めよう』とか『ダイエットはクリスマスの後から』という説明をする人がいるが、そのように日にちに依存しすぎるのは危険である。だいたいクリスマスは、キリストが生まれた日じゃない。キリスト教徒ならまだしも、なぜあなたが祝うの。それに、全ての物事は説明可能だわ。」

私:「まぁ、クリスマスをお祝いするのは、お祭りみたいなものではあるけれど…。私は全ての物事を説明できるとは思わない。人を愛することなんて説明できないじゃない。」

ユー:「人を好きになることについては、説明可能。あなたも分かっているはずよ。なぜなら、その人がniceだから好きになるのよ。場合によっては、相手が私を好きだから、私も好きになるってことがあるかもね。」だって。

私:「違うよー、好きになるのは理屈じゃないよ。だいたいniceって概念自体非常にとらえがたい定義で説明になっていないじゃない。まぁ、時には好きになった理由を説明できる人もいるよ。でも…」とここで口を閉ざしてしまいました。

彼女に自分の考えを上手く説明し、説得できなかったけれど、私にとって、誕生日は特別です。新年も。でも、これについて理由をつけることができません。ただ心の中で、その日がスペシャルだと思っているだけです。このような考えが生まれたのは、どうしてなのでしょう。生まれた時から現在に至るまで、周囲の環境がそれを祝っているのを見てきて、小さい頃から心に自然と植えつけられたものなのか、それとも他の理由があるのでしょうか。ユーの言い分も理解できるし、筋は通っていると思います。でも、彼女の考え方で日々を生活していたら、味も素っ気もない毎日になってしまう気がしました。もちろん、個人個人によって感じ方は異なると思いますが…。

自分の心さえも説明できず、ちょっと不完全燃焼な議論だったのでした。
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by gwenlondon | 2006-01-11 04:25 | 自己認識
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ロンドンに留学していた大学院生です。こちらで見た面白いもの、経験を記録してきましたが、帰国により、ロンドンからの発信は終了となります。これまでありがとうございました。m(_ _)m
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